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先日、中学1年生の道徳で「命の重さ」について考えました。

2011/4/29

 先日、道徳の授業で「命を助けたい」~思いは国境をこえて~を朗読し、国際緊急救助隊(こちら)の方々のことについて学び、二宮先生が「東日本大震災」について、熱く語りました。二宮先生は東北の出身なので、親戚や友人が大きな被害を受けました。今、被災地はどうなっているのか、子どもたちはどのように過ごしているのか、言葉ひとつひとつにとても重みがあり、生徒たちも真剣に話を聞いていました。
≪生徒の感想≫
 現在の日本は大きな地震から約一か月が経ちました。時はさかのぼり3月11日、私はこのときまさかこの日の地震がこんなに大きな問題になるとは思いませんでした。家に帰りテレビをつけると東北地方の悲惨な現実が映っていました。最初にこの映像を観た時は現実と受け止められませんでした。それに、今までで一番多く死者を出し、自分より小さな子供の命も奪いました。今回、道徳の時間に命は大切なんだということを改めて感じられ、今苦しんでいる東北のみなさんのために募金や節電を心掛けたいと思います。これからは津波で亡くなった人たちの分も自分が生きていこうと思います。

1組 厚澤 恵

                          
 私は国際緊急救助隊の安部さんがとても怖い被災地に行く勇気がすごいと思いました。二宮先生の話を聞いて、私は涙が出そうでした。現在も震災で苦しんでいる人がいるのに私たちは普通の生活をしていていいのかなと思う事があります。私は、できることならば、被災地に行って、手助けをしたいと思いました。この地震が本当に起きたのか、夢ならさめてほしいと思うこともあります。現実に起きたことなので、私たちは今、震災について深く考えなければならないと思いました。募金活動くらいしかできないけど、被災地の方へ、私たちの気持ちが届けばいいなと思いました。1日でも早く被災地が復興し、全ての人に笑顔が戻りますように・・・。

1組 小島 菜緒

                   
 今日の話を聞いた後に最初に思ったのは、「学校に行けて、幸せだな。」ということです。理由は3月11日の大地震で家が崩れたり、流されたり、学校が崩壊して、被災地の子供たちは、学校に行きたくても行けません。私と同い年の生徒は、卒業式を前に中学校の制服を用意していたでしょう。中学へ入学する楽しみな気持ちやちょっと不安を感じていたでしょう。私も同じ気持ちでした。そして、あの震災が起きて、全て流されてしまって、全てが変わってしましました。学校に行きたいのに行けない子がいるのに、私は中学校に通っています。学校で勉強しているのが、すごく幸せなことだと思います。早く、元の日本に戻れるよう、身近な事からできること、たとえば、節電などコツコツ協力していきたいです。がんばれ、日本。

2組 渋田 奈々

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 僕は今回、日本が大震災にあって、海外からもたくさんの支援があったことにとても感動しています。ニュースでも聞きましたが、アジアの発展途上国の人々も日本のために一生懸命募金を集めてくれたそうです。お金がない人は果物を差し出したそうです。その話を聞いて、なにか困っている人の力になりたいという強い気持ちが伝わってきます。ネパールは国全体で日本のためにお祈りを続けてくれたそうです。安部さんの言葉「命の尊さ、家族を失った深い悲しみはどの国でも皆同じであることを改めて感じた。」ということが本当によくわかりました。人は困っている人に何かしてあげたいと行動を起こさずにはいられない優しさを持っているのだと本当に感じました。

2組 中田 裕紀

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被災地におかれましては、 一日も早く普段の生活に戻れますよう、

皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。   

昌平中学 1年一同

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