去る12月19日(火)、視聴覚ホールに於いて、『トビタテ！留学JAPAN』報告会および説明会が行われました。

『トビタテ！留学JAPAN・新日本代表プロジェクト』とは、文部科学省が主催し多くの企業・団体が出資するプロジェクトで、グローバル人材の育成のために、高校生に返済不要の奨学金を提供する制度です。

高校2学年に在籍する加賀谷ななみさんは、この制度を利用して奨学金を受けながら、今年7月から8月にかけてアメリカ合衆国ロサンゼルスにダンス＆語学留学を果たしました。このたびの報告会は、加賀谷さんの留学計画にある「エバンジェリスト(伝道)活動」の一環として行われ、現地で体験したことをスライドショーで加賀谷さん自ら紹介する形で行われました。「幼い頃は消極的だった私が、ダンスに出会ったことで性格が変わった。似たような悩みを持つ子供たちにダンスを通じて自分を表現することを知ってほしい」という思いを持って、ダンスの本場ロサンゼルスに飛び立った加賀谷さん。スクールでダンスを認められた経験や同じ志を持った仲間との出会いが、彼女を大きく変えることになりました。高校卒業後は、アメリカでダンスを磨きながら国際的に活躍するために英語力を高めたいとのことです。最後に「高校生のうちにいろいろなものを目で見て肌で感じてほしい」とのメッセージで発表を締めくくり、参加した高校1年生からの多くの質問に答えていました。

報告会が終わってまだ1週間しか経っていませんが、来年度プロジェクトに向けて、既に多くの高校1年生が意思表示をしてくれました。勇気を持って飛び立った本校のエバンジェリストの行動が、次世代に引き継がれようとしています。