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Beyond words, Within hearts オーストラリア語学研修【Day3,4】

2025/7/31

時が経つのは早いもので、今回の研修プログラムもいよいよ折り返し地点を迎えました。

水曜日には、全校集会にて昌平一行をあたたかく迎えていただきました。オーストラリアでも名高いスコッツスクールのパイプバンドに先導されて入場する昌平生を、スコッツスクールの生徒が興味深く、そしてあたたかな眼差しで見守ってくれていたことがとても印象的でした。式典では、村田中学校長、本校生徒代表挨拶に続き、両校の友情の証として贈呈品の交換が行われました。こうした交流を通して、両校の関係が末長く続いていくことを心より願っています。

また、その後昌平生全員でよさこいを披露しました。リズムに合わせた手拍子や決めポーズの後に会場から巻き起こった大きな拍手には胸が熱くなりました。式典が終わった後も、多くのスコッツ生、スコッツの教員の方々からお褒めの言葉をいただきました。

生徒たちは基本的にスクールバディー(学校生活をともに送るスコッツ生のこと)とともに、彼らと同じ授業に参加していますが、昌平生のためにスコッツスクールの先生方が特別に用意してくださったプログラムにも積極的に取り組んでいます。日本語を学習しているスコッツの生徒と日本で会話し、後日行われるインタビュー形式のテストの練習相手になったり、Y11(高校2年生)の異文化について研究する授業に参加して、「学校が終わる時間は?」「何教科勉強しているの?」「自分たちの世代を代表する曲といえば?」というように、日本の学校生活や日常生活についてインタビューを受けたり、オーストラリアで広く知られているナットブッシュダンスとよさこいを融合したダンスを考えたりする時間もありました。

また、4日目となる今日は全員で集まって、オーストラリアの先住民であるアボリジニが狩猟に使っていたブーメランに見立てたものを塗装し、絵を描く体験を行いました。アボリジニの人々が実際に使っているブーメランには様々な模様が施されています。そして、その模様にはそれぞれ意味があることを学習し、その意味を用いて、あるいは各々の感性に任せてブーメランと向き合う、オーストラリアならではの体験ができました。

このように毎日が新しい発見と学びに満ちています。言葉の壁がある中でも、「伝えたい」、「理解したい」という思いを大切にしながら懸命に交流を深める生徒を心から誇りに思います。

5日目となる明日は校外学習で歴史ある街、Beechworthを訪問する予定です。週末にはホストファミリーとともに過ごす時間もあります。どんな経験をしたのか、そして、どのような学びを得たのかを聞くのが今から楽しみです。

月曜日の朝、私たちは空港でホストファミリー、そしてスコッツスクールとのお別れを迎えます。「来週から一緒にいられないなんて信じられない!」ーそんなお言葉も多方から多く頂いており、この短い期間に育まれた友情の深さを感じています。残された時間も、生徒たちがかけがえのない思い出を一つでも多く積み重ねられるように、引き続き温かく見守っていきたいと思います。

次回の報告もどうぞお楽しみに!

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