2025/9/11
今朝、いつものルーティーンの校内散歩をしていたとき、階段付近の窓で「ある生き物」を発見しました。
それがこちらです。
もう少し近づいてみると……
そうです!
この生き物は「ヤモリ」です!
ヤモリとは爬虫類有隣目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲの一種です。日本に生息するヤモリは、ニホンヤモリといわれる種類です。爬虫類やトカゲの一種というと、苦手な人にとっては逃げ出したくなるような存在かもしれませんが、実はとても有益な動物として、古来から人間になじみのある生き物です。
ヤモリは害虫を食べて、家を守ってくれることから「家守」や「矢守」と漢字で書かれることもあり、「家を守る幸せの象徴」として昔から親しまれてきました。家族の安全や安寧を願う象徴として、大切に扱われてきました。また、「富の象徴」とも言われ、電気が普及していなかった昔の時代には、電気の灯りに集まるヤモリが、裕福な家の繁栄を示す守り神と考えられていたそうです。
実は私はこのヤモリが大好きなのです!壁や窓ガラスに張り付いている姿はユーモラスですし、捕まえて手のひらに載せるとチョコチョコとと動き回る姿がとても可愛くもあります。ハワイやポリネシア諸島でヤモリはGekko(ゲッコー)と呼ばれ、とても大切に扱われています。ハワイでGekkoは、AUMAKUA(アウマクア)という「守り神の化身」とも言われ、ハワイの家系や先祖を守る「守護神」とされているそうです。このように「幸運や幸せの象徴」として親しまれていることもあり、私が大好きな動物のひとつでもあります。
ここ数年、我が家の玄関横の外灯のところに、ヤモリが毎年姿を現していました。春先から姿を見せ始め、段々と大きく成長していく様子を毎年楽しみにしていました。残念ながら今年は姿を見せてくれなかったので、とても残念に思っていたところでした。それが、思わぬところでヤモリと遭遇することとなり、思わず嬉しくなってしまいました。爬虫類ということで敬遠されがちなヤモリですが、実は「幸せの象徴」であることを皆さんにも知っていただきたくて、今回紹介させていただきました。縁起のいい生き物に守られているので、生徒の皆さんにも安心して学校生活を送って欲しいと思います。
BE SHOHEI
明日もいい日になりますように!