新しい一週間が始まりましたが、今日が2学期最後の授業となりました。
そして3年生にとっては、今日が高校生活最後の授業となりました。
明後日から冬休みとなりますが、一般受験を控えた3年生にとっては、最後の追い込みの大事な時期となります。
「現役生は試験の直前まで伸びる！」とよく言われます。
一般入試を控えた3年生の皆さん、この言葉を信じて残りの期間、精一杯悔いのないように過ごして欲しいと思います。

今日の午後は、卒業後にプロスポーツ選手への道を歩み始める3名の合同記者会見が行われました。
プロへの第一歩を刻む3名は、サッカー部（男子）の山口豪太君と長璃喜君、そしてサッカー部（女子）の松井美優さんです。
山口君はJ2湘南ベルマーレに、長君はJ1川崎フロンターレにそれぞれ入団が決まっています。
また、松井さんはWEリーグのマイナビ仙台レディースの一員となることが決まっています。
サッカー部女子からは初のプロ選手の誕生となりました。
今日は晴れの門出にあたり、各チーム関係者の方々や保護者の方をお招きしての合同記者会見となりました。
マスコミ各社からの質問に応答する際、夢を実現させた3名の言葉にはプロ選手としての強い覚悟と自信がみなぎっていました。
言うまでもなくプロサッカー選手への道は、男女ともに厳しく狭い道のりです。
サッカーをしている日本中の少年少女にとって、ＪリーガーやＷＥリーガーは憧れの存在です。
本校にとって何よりも喜ばしいことですし、在校生にとっても大変誇らしいことでもあります。
その反面、個人事業主としてサッカーを職業とすることは、多くのプレッシャーを感じることでしょう。
健康面や栄養面の管理をはじめ、技術や戦術についてはこれまでとは比較にならないほど高いレベルでの闘いとなるでしょう。
そうした熾烈な世界で生き残っていくために最も必要な力として、湘南ベルマーレ強化部部長の吉野智行さんは「傾聴力」を挙げてくれました。Jリーグで10年以上活躍した選手に共通する特徴が、この傾聴力の高さだとのことです。
チームの練習に初めて参加した時、山口君の傾聴力の高さに驚かされたとの話がありましたが、傾聴力はスポーツをする上では何よりも重要なスキルだと思います。
そして、傾聴力はスポーツ選手に限ったことではなく、人と人とがコミュニケーションを図る上で欠くことのできない能力です。
一流の選手には傾聴力が必然的に備わっていることを知り、とても参考になりました。
記者会見の最後に、先日、千葉ロッテマリーンズにドラフト4位指名された櫻井ユウヤ君が加わってくれました。
山口君、長君、櫻井君は同じクラスに在籍しているのです！
同じクラスで机を並べていたクラスメイトが、それぞれプロの道へと進んでいくことをとても誇らしく思います。
サッカー部は男女ともに、来週から始まる全国高校選手権に出場します。
全国大会での活躍を手土産に、チームに合流できるといいですね！
山口君、長君、松井さんの活躍を心よりお祈りしています。

BE SHOHEI
明日もいい日になりますように！