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幸せをかみしめる。

2026/1/26

新しい1週間が始まりました。
先週末で本校の推薦入試も無事に終わり、教員一同ホッとしています。
あとは今月31日(土)の一般入試を残すのみです。
併願受験生の最終的な結果が気になるところですが、一人でも多くの入学生を迎えられることを願うばかりです。

突然ですが…私が座右の銘としている言葉があります。

「幸せはいつも自分の心が決める」

この言葉をよりどころとしながら毎日を過ごしていることもあり、「幸せ」についてよく考えることがあります。先週1月24日の朝刊を読んでいたところ、「幸せ」について書かれたとても心が温かくなるコラムがあったのでご紹介します。

 

【朝日新聞/天声人語 2026年1月24日掲載】

五輪金メダリストの5歳の息子は、アイスクリームが大の好物だという。
1個では足りなくて「2個食べないと元気が出ないんだ」と絶望したような顔をして、おねだ
りするそうだ。
女子柔道の松本薫さんが北國新聞の連載コラムに書いていた。
「しょうがないなぁ。これで最後だよ」と言えば、息子の顔はパアッと明るくなる。
「ハッピハッピハッピー♪」。
歌いながら、スキップするようにしてアイスを取りに行くのだとか。

5歳児は言い間違いも、可愛い。
例えば、ほっぺたはホペットだ。
正してあげようと思うけど「ママのホペットに何かついてるよ」なんて言われると、直すのがもったいないくらいに愛(いと)おしくなる。
松本さんはつぶやく。
「幸せって案外このぐらいでいいなだよなぁ」

思い出したのは、茨城のり子さんの「答」と題した詩である。
詩人は14歳のとき、祖母に問いかけたことがあった。
<ばばさまが一番幸せだったのは/いつだった?>。
ゆっくり思いをめぐらすと思いきや、祖母の答えは間髪を入れずだった。
<火鉢のまわりに子供たちを坐らせて/かきもちを焼いてやったとき>

それから長い年月が過ぎ、詩人が自分の老いを感じるようになったころ、彼女は祖母の言葉を思い出し、しみじみとかみしめる。
あのたった一言の中に籠(こ)められていたものを。
<かきもちのように薄い薄い塩味のものを>

幸せって何だろう。
そう問われたら、私は何と答えよう。
白い冬の空を見上げる。
アイス2個かな?

 

「幸せ」の定義や価値観は、人によって異なっていると思いますし、そうであるべきだと思います。
誰かにとっての幸せが、別の人にとっては何でもないこともあるでしょう。
別の人にとっての幸せが、誰かにとってはどうでもよいこともありかもしれません。
何が「幸せ」なのかを改めて問うつもりは全くありません。
ただ、このコラムに書かれていた「幸せ」は、私にとっての「幸せ」にとても近かったのでご紹介してみました。
読み終えてとても落ち着いた気持ちになりました。

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