2026/10/29
10月も後半に入り、寒さが一段と増してきました。
朝晩の冷え込みは秋を通り越して、一気に冬に突入したと思ってしまうほどです。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、体調管理には十分に気をつけていきましょう。
前回、「レジリエンス」という言葉を紹介しました。
「レジリエンス」とは、心理学用語で「困難やストレスから回復し、前向きに適応する力」のことです。
さまざまな困難や苦難、挫折や失敗に直面したときに、自らを支えてくれる力こそが「レジリエンス」です。
よく使われる言い方に直すと「折れない心」と言った方が分かりやすいかもしれません。
私が初めて「レジリエンス」について知ったのは、今から10年以上前です。
ある教育関係者の方から、「これから求められる力はレジリエンスだ!」と教えてもらったのです。
耳慣れない言葉に当時は半信半疑でしたが、さまざまな書籍や資料を読み漁るうちに、レジリエンスの必要性を強く感じるようになりました。
そして、どうしたらレジリエンスを高めることができるのかを考えてきました。
書店に行けば関連する書籍がたくさん並んでいます。
そこにはとても参考になるヒントがたくさん書かれていますが、私にはどうもピンとこないものばかりでした。
その中で、ある本に書かれていたことがとても響いたので以下に紹介したいと思います。
(以下、本文より抜粋)
ひとつ覚えておいてほしいのは、レジリエンスとはポジティブ・シンキングとは異なるということです。
将来に不安を感じるのは当然です。
失敗を恐れることも自然です。
思い通りにいかないときにイライラするのも人間だから仕方がないことです。
無理にポジティブになるのは不自然な行いです。
不安を感じてもいい。
不安があるからやる気が出て達成につながるのです。
失敗を恐れてもいい。
失敗が怖いから私たちは真剣に学ぼうとするのです。
怒りを感じてもいい。
時に正しい憤慨は偉大な成果を上げる原動力となるからです。
ネガティブな感情にもポジティブな役割りを果たすケースがあるのです。
ただこれらのネガティブな感情に、無意識に支配されて悪循環に陥らなければいいのです。
そのためレジリエンスを鍛える過程では、3つの姿勢を重視します。
①現実を直視する
②物事をしなやかに柔軟に捉える
③合理的な思考を持つ
不安や恐れ、怒りなどのネガティブな感情に捉われた心理状態は、失敗や失敗体験や不運な出来事を大げさに捉え、自分ではどうすることもできないできない頑固になり、問題を解決するのではなくあきらめてしまう結果になりがちですなりがちです。
そうではなく、現実を正確に理解し、創造的にしなやかに対応策を考え、合理的な思考を持って行動する。
それは結果として前向きな行動ですが、幻想的な楽観性や根拠のないポジティブ思考とは異なります。
地に足のついた態度です。
【参照】「レジリエンス」の鍛え方(久世浩司著)より
私自身、困難や難題に直面したときには無理やりにポジティブ思考に持っていこうとしていました。
その思考を「地に足のついた態度」に変えていくためには、現実を直視し、創造的でしなやかな対応が必要だということを知ることができました。
この発想の切り替えは、私にとってはとても意味のある考え方でした。
それ以降、思い込みかもしれませんが、折れずにしなやかに対応できるようになった気がします。
これからも、まずは現実をしっかりと直視することから始めていきたいと思います。
BE SHOHEI
明日もいい日になりますように!


