今日は生徒たちが心待ちにしていた校外学習です。朝からあいにくの雨交じりの天気となりましたが、各クラスとも大いに楽しんできて欲しいと思います。1年生は大学見学と都内各所の散策。2年生は東京ディズニーランドでのディズニーアカデミー受講。3年生は湯島天神等での合格祈願と都内各所の見学です。上野恩賜公園やスカイツリー、浅草や鎌倉見学の他にも、サイバーエージェント企業訪問や羽田空港見学ツアーなど各クラス趣向を凝らしてコースを設定しました。
校外見学で留守になった学校では、教育実習生対象の研修会を行いました。1時間目は城川学園長から、本校における現在の取組みと今後の展望についてお話しいただきました。実習生の皆さんは高校時代とは異なる視点で本校の状況を知ることができ、新鮮な表情で話を聞いていました。2時間目は「心に寄り添う指導を目指して」をテーマに、さまざまな角度から話をさせてもらいました。「幸せ」「愛情」「アンガーマネジメント」「傾聴」「自己肯定感」など切り口を変えながら教師としての在り方だけでなく、人としての在り方について話をさせてもらいました。AIには不可能な「人としての生きざま」を示せるような教員を目指して欲しいと伝えました。3時間目はPBL研修を行いました。PBL（Problem Based Learning）とは、課題解決の過程を通じて、課題解決に必要な資質や能力を身に付ける学習方法のことです。教員主体で授業を進めるSBL（Subject-based Learning／科目進行型学習）とは異なり、生徒主体で課題を見つけて学習を進めるアクティブラーニングの実践的手法のひとつです。今日はこのPBLに実習生に実際に取り組んでもらいました。今日のテーマ（トリガークエスチョン）は「本気になることにどんな意味があるのか？」です。一人ひとりが思考した内容をプレゼンテーションで共有し、グループごとに代表のプレゼンターを選出します。その後、グループ代表によるプレゼンテーションを行い、生徒の心を動かしたベストプレゼンテーションを決定しました。ベストプレゼンとなったO先生の発表は実体験も含めた説得力のある内容で、本気になることの意味を「本気で」伝えてもらいました。最後は全員一緒に「BE SHOHEI！」で盛り上がり、研修会は無事に終了しました。週末には研究授業が控えています。実習期間も残り少なくなってきましたが、最後の最後まで「本気で」取り組んで欲しいと思います。実習生の皆さん、大変お疲れ様でした。