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一番頑張ったときは?

2025/9/16

連休を挟んで今日から新しい1週間が始まりました。9月も折り返しを過ぎたとはいえ、まだまだ30℃を超える日が続いています。いつになったら秋らしい陽気になるのでしょうか。梨や栗など秋の果物が美味しい季節になってきたので、気温も落ち着いてくることを願っています。

一昨日、14日(日)には第4回目の学校説明会を開催しました。今回も多くの受験生と保護者の皆さんに来校いただきました。そろそろ第一志望校をしぼる時期になってきたこともあり、説明のために上がったステージからも緊張感が伝わってきました。この日の説明会ではこんな話をさせていただきました。

今までの人生において、一番頑張ったと自信を持って言えるときときはいつですか?
その答えは人によって大きく異なるはずです。

逆上がりができるように頑張った
習いごとの検定に受かるために頑張った
部活動でレギュラーになるために頑張った
全国大会に出場するために頑張った
試験でいい点数をとるために頑張った
縄跳びを100回跳べるように頑張った

生まれてからこれまでの人生において、一番頑張ったと言えるときは人によって異なるはずです。何かを成し遂げるために頑張ることを「努力」と言います。私は、努力というものは何かを乗り越えるために重ねた努力が支えとなって、次の努力を後押ししてくれるのだと思います。

あの時頑張ったから、今回も頑張れるはず。
あの時努力して乗り越えたから、今回も必ず乗り越えられるはず。

積み重ねた努力が大きければ大きいほど、それを上回る努力を重ねることができるのだと思います。もしも今までの人生で一番頑張ったとき、一番努力したときがすぐに思い浮かばない人は、今回の高校受験を「一番頑張った時間」「一番努力した時間」にして欲しいのです。高い壁を乗り越えようと今努力をすることが、次に大きな壁にぶつかったときに大きな自信となるはずです。そして、今回も絶対に頑張れる!と自分自身を支えてくれるはずです。重ねた努力が自信となり、次の努力を支えていく。この努力の積み重ねを繰り返していくことで、人間は成長していくのだと私は信じています。私自身が正にそうやってここまで生きてきたからです。小学生時代、水泳で全国大会に行くために努力した。中学時代、第一志望の高校に合格するために努力した。高校時代、第一志望の大学に合格するために努力した。大学時代、卒業論文を書くために努力した。そして就職試験に受かるために努力した。社会人、さまざまな壁や困難にぶつかってきましたが、それまでの努力を支えに、ここまで努力してきました。年令を重ねるたびに乗り越えるべき対象が変わってきましたが、そのたびにこれまでに乗り越えてきたものを思い出してきました。乗り越えてきた経験が大きな礎となり、私を支えてきてくれました。それはきっとこの先も変わらず、今後の私自身を支えてくれるはずです。皆さんも全く同じはずです。中学生の皆さんより少しだけ先に生まれ、少しだけたくさんのことを経験してきた立場から言うと、努力をしたという事実は絶対に皆さんを裏切りません!努力をしても叶わないことはあると思いますが、そこに挑み、全力で頑張ったという経験は、絶対に皆さん自身の支えとなってくれるはずです。高校入試本番までまだ十分に時間があります。先のことを心配せずに、今、目の前にあることを全力で頑張ってみてください。今、努力をしている自分自身を信じて、高い壁に挑んで欲しいと思います。願わくば、その努力の先にある未来で、皆さんとまたお会いできることを心待ちにしています。今の努力を信じて、明日の努力につなげていきましょう!

BE SHOHEI
明日もいい日になりますように!

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