2025/10/14
今日から2学期の中間考査が始まりました。
ここまでの学習の成果を試される試験です。
最後の最後まであきらめずに、4日間全力で取り組んで欲しいと思います!
試験中は時間配分と見直しチェックを忘れずに、ケアレスミスに注意してください。
試験直前の昨日、女子サッカー部が全国選手権出場をかけた県大会決勝に挑みました。
対戦相手は強豪の花咲徳栄高校、決戦の舞台は熊谷総合文化スポーツ公園です。
遠方にも関わらず、たくさんの保護者の方々が応援に来られていました。
定期試験直前の慌ただしい中、クラスメイトの応援に駆けつけてくれた3年生の生徒もいました。
試合は本校が終始優勢に進め、前半早々に先取点をあげました!
その後も相手陣内に攻め入る展開が続きましたが、なかなか追加点を奪うことができません。
時折カウンターで攻め込まれる場面もありましたが、失点するようなピンチもなく後半も終盤戦に。
ここまで無失点で勝ち抜いてきた勢いのまま試合終了かと思われましたが、ここでまさかの失点!
試合終了直前に同点に追いつかれてしまいました(涙)
試合はそのまま延長戦に突入しましたが、どちらも得点を奪うことができません。
ここで決着がつかなければPK戦か!?と思われましたが……。
エースストライカーの松井美優さん(3年)がペナルティエリアで倒され、PKを獲得しました。
絶好の好機を落ち着いてゴールを決め、2-1で勝ち越しました。
このままホイッスルが鳴ることを祈る雰囲気の中、最後の最後に絶体絶命のピンチが待っていました。
左サイドから強烈なシュートが放たれました!
あわや同点か?と思われましたが、ゴールキーパーのロブソン莉彩那さん(3年)がスーパーセーブ!
見事にボールを弾き出し、そのまま試合終了となりました。
この結果、2年連続2回目の全国選手権出場を決めてくれました!
女子サッカー部の皆さん、おめでとうございます!
ところが……2年連続の栄冠にさぞかし喜んでいることと思われましたが、表彰式での選手たちの表情が今ひとつ冴えないのです。
表彰式後のミーティングでの森田監督からの一言でその謎が解けました。
「最悪なゲームだったね」
思わず耳を疑いました!?
優勝を決めた直後の監督のコメントとは思えない言葉が飛び出したのです。
選手たちはその言葉を真剣な眼差しで受け止めています。
そうです、彼女たちの目標は全国大会出場ではないのです。
すでに視線は全国の舞台での闘いに向いていたのです。
昨年の悔しさを晴らすべく、これからの2カ月半、しっかりと準備を整えて欲しいと思います。
全国選手権でのリベンジを果たした時こそ、本当の笑顔を見ることができるのではないでしょうか。
これからの選手たちの成長とチームの進化を大いに期待しています。
改めて、優勝おめでとうございます!
埼玉サッカー通信より https://saitama-soccer.jp/