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5つの徳。

2025/12/11

期末考査も終わり、短縮授業期間となっています。
昨日まで行われていた球技大会もお天気に恵まれ、無事に終わりました。
2学期も残り10日あまりとなってきました。
新しい年を気持ちよく迎えるために、今学期をふり返って学習の定着を図って欲しいと思います。

今朝、出勤途中の車中で聞いていたポッドキャストで、次のようなテーマが取り上げられていました。

「子どもの成功は親の5つの徳で決まる」

パナソニックホールディングスを一代で築き上げ、「経営の神様」と呼ばれた実業家の松下幸之助さんの言葉をもとに番組は構成されていました。子どもが将来社会に出て成功するために、親は次の5つのことを意識して行動するとよいというものでした。何とはなしに聞いていましたが、改めて聞き直してみると親としてとても大切な心がけが紹介されていました。

 ①感謝する姿を見せる
 ②働く姿を見せる
 ③失敗をゆるす
 ④人を大切にする姿を見せる
 ⑤自分を大切にする姿を見せる

最後まで聞き終えて、たくさん感じることがありました。
これら5項目だけを意識して行動していれば、子どもの将来がすべて安泰であるということではありません。
子どもの一番近くにいる親自身がこれらを意識して行動し、その姿を子どもに見せることによって、子どもの行動規範が磨かれていくということを言っているのだと思います。
初めてこの話を聞きましたが、①~④については普段から比較的できているのではないかと思っています。

 ①「ありがとう」と積極的に言う。
 ②「いってきます!」と元気に職場に向かい、
   「ただいま!」と明るく帰宅する。
 ③上手くいってもいかなくても挑戦を後押しする
 ④相手をリスペクトする気持ちを常に忘れない。

二人の娘たちがどのように感じているのかは分かりませんが、私自身はできるだけこのようにふるまっているつもりです。
ただ、⑤についてはほとんど意識したことがありませんでした。
決してないがしろにしてきたわけではありませんが、ともすると後回しになっていた考え方もしれません。
ここでいう「自分を大切にする」とは、身心の健康面について意識し、自分を犠牲にしてまで働くことは間違っているということです。
人生も折り返しを過ぎた年齢となり、やはり体力の衰えや疲れが抜けないことを実感することが多々あります。
身心の健康を保つためには、自分を労り、食事や睡眠、運動などに意識を向けることが大切だということを改めて知ることができました。
これら5項目を大切にしている姿を親自身が見せていくことで、子ども自身に同様の意識づけができ、結果的に将来の成功につながっていくのだと思います。
すべてを徹底する必要はないのだと思いますが、常に頭の隅っこにこれらのことを入れながら、これから毎日を過ごしていきたいと思います。

BE SHOHEI
明日もいい日になりますように!

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