昌平高等学校

昌平高等学校トップページ > 校長ブログ > 祝二十歳!

祝二十歳!

2026/4/27

新しい一週間が始まりました。
世間ではすでに大型連休(GW)期間に入っている企業もあるそうです。
本校ではカレンダー通りの休日となりますが、連休の狭間で集中しにくい部分もあります。
こんな時こそメリハリをつけて、授業に集中して欲しいと思います。
一年生にとっては小休止まであとひと息。
慣れない環境で疲れがたまっていることと思いますが、もうひと踏ん張りして欲しいと思います。

先週25日(土)、パレスホテル大宮で「二十歳を祝う会」のパーティーが開催されました。
これは本校を卒業した3年目=二十歳を迎える年に開かれる「お祝いの会」です。
同窓会の意味合いも持つ本校ならではのイベントです。
今年も300名を超える多くの卒業生が出席してくれました。
本校に勤務して4年目の私にとっては、着任したときに3年生だった43期生の卒業生です。
授業などで直接指導した生徒はいないものの、多くの生徒たちにとっては「副校長」として認識されている代です。
毎年感じることですが、会場に集まる生徒たちは若さ溢れる輝きに満ちています。
きちんとした正装でスーツをビシッと着こなす男性陣、おしゃれなドレスで着飾る女性陣。
どの生徒からも未来に向かう清々しいエネルギーを感じました。
同窓会の野口会長のご挨拶から始まり、当時の動画上映などもあり、会は大いに盛り上がりました。
アルコールを飲める年令になりながらも、お酒の勢いで羽目を外すようなこともなく、節度を持った盛り上がりに「さすが昌平生!」と思いました。
とは言いながら、私の学生時代と比べるとやや大人しく物足りなさも感じましたが、これも現代の若者気質なのでしょうか。

会の途中で当時担任だったM先生がS君を紹介してくれました。
S君は今風のポニーテールスタイルの髪形で、落ち着いたスーツを着こなし、その姿は起業家かIT企業でバリバリ働いているような雰囲気を醸し出していました。
当時はラグビー部に所属していたとのことですが、どうも顔と名前が思い出せません。
当時の名残りがあるとすれば、筋トレで鍛えた引き締まった体系くらいでしょうか。
顔を見ながらある程度の時間は話をしましたが、どうにも思い出せないのです。
本人は私と話をしたことをよく覚えていて、懐かしそうに話してくれたですがピンと叶い状況が続きました。
今は大学で幼児教育を学んでいて、保育士等の資格取得に毎日忙しく過ごしているとのこと。
学童保育でアルバイトをしていて、子どもたちの様子を明るく話してくれました。
本人の風貌と保育士にミスマッチを感じながらも、柔和で穏やかな口調で熱く教育を語る様子に子供たちへの強い愛情を感じました。
エールを贈って話を終えたのですが、どうにもスッキリしないままその場を去りました。

その後、その日公式戦だったラグビー部のF監督から電話をもらったので、S君のことを話しました。
かなり身体を絞って……、レギュラーにはなれなかったけれど……、とても心優しい生徒で……。
などと話をしていたときに、突然S君のことを思い出したのです!
そうです、朝玄関のところでよく声をかけていました。
グランドでは目立った生徒ではなかったけれど、どこか気になっていたこともあり、よく声をかけていたことを思い出しました。
ただその見た目の変わりようが激しかったため、全く思い出せなかったのです。
もう一度S君を連れてきてもらい、記憶が蘇ってきたことをはなしたところ、20キロ近く体重を落とし、トレーニングを続けてきたことを話してくれました。
そして何よりも嬉しかったのは、「昌平高校でなかったら今の僕はいません」との言葉でした。
高校からラグビーを始めたこともあり、何度も辞めようと思ったけれど、同じアスリートのクラスには周囲に努力をしている生徒がたくさんいて、そのお陰で自分も頑張れたというのです。
「あの3年間がなければ、今も頑張れてはいません」との言葉を聞き、心が震える思いになりました。
学校以外で大変なこともありながら、折れることなく頑張れたのは仲間の存在が大きかったとのこと。
周囲にはスゴイ選手(アスリート)がたくさんいたため、とても刺激を受けたとも話してくれました。
お互いの存在が刺激となり、その後の頑張りにつながっていることを聞き、本当に嬉しくなりました。
きっとこの先も当時のことを思い出して努力を続けてくれることでしょう。
こうしたドラマは校内のあちこちで起きていたはずです。
そんな思い出話で大いに盛り上がった時間となりました。
S君の成長をこれからも大いに楽しみにしています。

BE SHOHEI
43期生に幸多からんことを!

 

Return to Top ▲Return to Top ▲