2026/9/16
今朝も厚い雲に覆われた一日の始まりとなりました。
昨日に続いて、今日も塾の先生方対象の説明会が行われました。
春日部キューブに会場を移して行われた今日の説明会にも、たくさんの先生方にお越しいただきました。
先生方からのバトンをしっかりと引き継いで、充実した3年間を準備してお待ちしています。
今後ともよろしくお願い致します。
説明会出発前の1時間目、今日はIBコースの1年生の教室にお邪魔してきました。
というのも、公共担当の先生から次のようなオファーがあったからです。
◆ゲストスピーカーから学ぶ
「浄土宗と現代を生きる私たち」
今日の問い:
仏の教えは、現代を生きる私たちに何を与えてくれるのだろうか?
このような授業を行うに当たり、浄土宗の僧侶資格を持つ私に依頼があったのです。
担当のM先生からは、
法然上人の教えはもちろん興味がありますが、先生の個人的なヒストリーにも興味があります。
とのお話もあったので、あまり気負い過ぎずに話をするつもりでした。
IBコースということもあり、生徒たちの多くは普段から思考力や表現力を意識して授業に臨んでいます。
初めての授業に、私もワクワクしながら教室に向かいました。
生徒たちは誰がスピーカーとして来るのか、事前に全く知らされていませんでした。
略式法衣である改良服を身につけ教室に入ると、生徒たちの驚いた表情をしながら笑顔で迎えてくれました。
私が僧籍を取ることに至ったのは、前任校が浄土宗の宗門関係学校だったためです。
私自身がより深く浄土宗の教えを学ぶことが、建学の精神のより深い理解につながると考えたからです。
そのことを学園の理事長に相談したところ、教師養成道場への参加を許していただきました。
理事長の寛大なご判断に、今でもとても感謝しています。
夏の時期の3週間の修行を3年間続けた上で、最後の修行となる加行(けぎょう)を受けることができます。
コロナ禍もあり、私の場合は取得までに4年間かかってしまいました。
その加行を含めた修業期間の苦労や、心の移り変わりなどを今日は生徒たちに話しました。
また、「南無阿弥陀仏」に込められた思いや合掌の意味などについて、紹介しました。
普段の授業では聞くことのない話ばかりだったので、生徒たちは興味深そうに聞いてくれました。
その後、
「人は何のために生きるのか」
という問いについて、それぞれの考えをまとめ、グループで共有してもらいました。
それぞれの答えを全体に発表することは控えましたが、生徒たちは真剣に考え、自分の考えを自分の言葉で他のメンバーに説明していました。
これは次年度から始まるIBコア科目のTOK(知の理論)の授業にもつながる部分もあることでしょう。
今生きていることの意味を自らに問うことで、いつもの日常がより尊いものであることを感じてくれれば何よりです。
今回の授業を通じて、私自身も修行時代のことを振り返る貴重な機会となりました。
私自身は寺の出身ではないため、通夜や葬儀などのお勤めをするようなことはありません。
また、日常的に勤行などを行っているわけではないので、修行で学んだことや身につけたことを忘れてしまいがちです。
今回を機に今一度、教えを振り返り、今後の糧としていきたいと思います。
この有り難くも貴重な機会をいただいたことに、心より感謝いたします。
BE SHOHEI
明日もいい日になりますように!


